1980年栃木県真岡市生まれ。宇都宮短期大学附属高等学校調理科卒。
小さい頃から実家の蕎麦屋を継ぎたいと思っていたため、高校は迷わず調理科のある学校に進学。卒業後、蕎麦屋になる前に和食をきちんと勉強しておきたくて、和食店で修行を始める。
最初は町田の大きいホテルの厨房に就職。ここでの10年余りの修行中に、和食の基礎はもちろん、食材の仕入れや管理、器の使い方や保管などを徹底的に学ぶ。その後、「銀座 うち山」「銀座 徳うち山」「銀座中嶋」「銀座福樹」などで研鑽をつむ。
経験を重ねるうちに、2代目として親の店を継ぐのではなくゼロから自分自身の店をやってみたくなり、2018年9月、銀座に「馳創吼龍」をオープン。店名には、「美味しいのは当たり前。その上で心地良い時間がすごせるおもてなしを創りたい」との思いが込められている。
揺るぎない確かな技術と抜群のセンスで創られる極上の日本料理は、
有名歌舞伎役者を初めとする、食を知り尽くした人たちの絶大な信頼を得ている。