1972年、東京都中央区生まれ。服部栄養専門学校卒。
宮内庁にも出入りを許されている老舗料亭の3代目として生まれ、幼い頃から板場が遊び場だった。
料理人になる以外の道は考えられず、学校に通いながらも、自ら進んで毎日店の手伝いを続けていた。
1991年服部栄養専門学校卒業後、19歳の時に京都の「菊乃井」に入社。
「露庵菊乃井」で村田吉弘氏の下で修行を重ねる。
その実力が認められ、村田氏の片腕として活躍。
「オーナーシェフになるなら、料理と店全体のトータルコーディンートができるようにならないとだめ」との言葉に感銘を受け、
カウンター割烹である「露庵菊乃井」で、料理はもちろん、しつらい、対面での接客の醍醐味、自己発信の重要さなどを学ぶ。
1997年、25歳の時に「日本橋ゆかり」に戻り、3代目主人に就任。
2002年「料理の鉄人JAPAN CUP 2002」で総合優勝を果たし、知名度が一躍全国区に。
ニューヨークタイムズ紙で、日本を代表する若手料理人に選出される。2015年ミラノ万博では、日本代表として日本料理を披露。
JAL機内食など、料理監修の活動も多数こなしている。
また、海外での活動も多く、世界各国のイベントやフェアで和食の良さを伝道し続けている。
雑誌、TVなどさまざまなメディでも活躍中。2009年には農林水産省より、「日本食普及の親善大使」に任命される。
都内の卓越した技能者に授与される「東京マイスター」を2017年に最年少で受賞。